親の気持ちに寄り添い、生前整理をすすめるコツ
コラム 生前整理について
子「それ、もうずっと使ってないでしょ?捨てなよ」
親「これはあの時に~さんから頂いたものだから…」
ご両親とお片付けしたことある方は、このような「捨てたいのに捨てられない」
という問題にぶつかることが多いのではないでしょうか?
〇戦後を経験された親世代
物が少ない時代は、物がたくさんある事が「幸せ」「豊かさ」の象徴でした。
全く使わなくても「またどこかで使えるかもしれない」と思い、
納戸や天袋に引き出物や箱入りの新品のものが眠っていることが多いです。
〇戦後を経験された親を持つ子供世代
物が多くなり「自分の価値観」で物を選ぶので、物を手放すことに抵抗感がない方が増えています。
適切に情報を収集して、それを活用することができる方が多く「物」よりも「事」にお金を使います。
この、世代による価値観のズレが衝突を生みます。
物を大切にする気持ちも素敵ですが、本当に今のご自身にとって必要なのか?を考え、
不要な物手放すをことで気持ちや考え方に余白ができ、ゆとりのある生活が送れるようになります。
使わずに押し入れにしまっておくよりも、必要とする方へ届けて活用してもらうことが、
物を大切にすることにもつながるのではないでしょうか?