終活とは?~ほめる終活のススメ~
コラム 遺品整理について/生前整理について
最近では、「終活」や「生前整理・遺品整理」の言葉を耳にする機会が増えているのではないしょうか。
自分自身の終活はもちろんのこと、親の終活・親戚の家財整理などと 突然その必要に迫られ、困っていらっしゃる方も…
今回のコラムでは終活とは どのようなものなのか についてお届けしたいと思います。
「終活」=「人生をほめるための時間」
就活、婚活、妊活・・と 生きていると様々な活動の機会に遭遇しますが、
全員が経験しうるものが 死ぬということです。
そこに向けての活動、と捉えても良いのですが、
そうではなく、自分の最後が近くなったからこそ 初めて出来る
「人生をほめるための時間」と捉えて 終活を行うのが良いのではないかと思います。
片付けながら、自分のこれまでを見つめなおしてみてください。
終活の内容
では、どのようなことをしていくのが良いのでしょうか。
主には、「生前整理・遺品整理」の2つに大別されます。
この違いは 文字のごとく 亡くなる前なのか、亡くなった後なのかという違いですが
もう一つの違いは 対象です。
つまり、だれの終活か ということです。
生前整理は 対象は自分、自分以外のどちらもがあります。
それに対し遺品整理は 必ず 自分以外の方の整理になります。
整理の内容
そして、整理の中身もいくつかに分けられます。
大まかには 生前整理はモノ・心・財産・情報
遺品整理は モノ・心・そして情報です。
モノは家の家財などの目に見えるもの
心は 自分の思い出や青春を整理すること
財産は お金や株など目に見えないもの
そして 情報は、“データ”になります。SNSなどのパスワード、FXなどのログインなど、こちらも目に見えませんが、
ネット上には存在している、というものです。
この整理をデジタル整理と言います。
このように終活は細かく分類され、自分以外も含め誰もが関係するものになります。
ほめる終活
最初にお伝えしたように、終活は「人生をほめる時間」です。
自分の人生を振り返り、その後の人生をすっきりと生きるための整理、
大切な家族の整理は、その人の人生をほめる時間になります。
または、そんな作業を頑張っている自分をほめる、ということもあるのかもしれません。
どのような場合になっても
終活とはマイナスなものではなく、「ほめる終活」と、
自分から積極的に楽しんで活動してほしいです。
身の回りのことから少しずつ
整理していきましょう♪