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2021.02.08 その他
メディア掲載
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会 赤川理事長のYoutubeチャンネル『たちまち終活』で、弊社オリジナルエンディングノートをご紹介いただきました!
11月30日は「人生会議の日」です。 これは、厚生労働省も含めて普及・啓発しているもので、 もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する日のことです。 大橋運輸ではこの人生会議の日に合わせ、 NPO法人エンディングノート普及協会監修のもと、当社の現場スタッフや顧客からの要望も踏まえて意見を出し合い、 昨年の11月にオリジナルのエンディングノートを作成・配布しました。 この度、NPO法人エンディングノート普及協会の代表、赤川さんのYoutubeチャンネルにて 弊社のオリジナルエンディングノートについて解説していただいています。 https://youtu.be/b5l6IwNFxlI 赤川さんのYoutubeチャンネル、『たちまち終活』では、 ・エンディングノートの選び方 ・弊社以外のエンディングノートについて などもご紹介しています。 エンディングノートに関心がある方、エンディングノート選びに困っている方など、ぜひ一度ご覧ください! -
2020.10.30 その他
メディア掲載
Yahoo!ニュース 特集にて大橋運輸のダイバーシティ推進についての取り組みが取り上げられました。
Yahoo!ニュース 特集「LGBTって少し変わった人たちなのかな、と思っていた——ダイバーシティ推進、重い腰を上げ始めた企業の現場から」が、2020/10/30(金) 17:05 配信され、大橋運輸におけるダイバーシティ推進の取り組みが取り上げられました。 ▼掲載サイト https://news.yahoo.co.jp/feature/1832 ※2020/11/6(金)以降は閲覧にYahoo!へのログインが必要となります。 中小企業におけるダイバーシティ推進について、LGBTを含む多様な人材が働きやすい環境づくりを現場目線で取材していただきました。 ぜひ、ご覧ください。 -
2020.10.29 テレビ取材
メディア掲載
テレビ愛知『サンデージャーナル』の生前整理特集にて、取り上げていただきました。
2020年8月9日放送のテレビ愛知『サンデージャーナル』 【家族が集まる“お盆前”に調査!愛知の「相続トラブル」解決法】の特集中にて 大橋運輸の生前整理サービスについてを取り上げていただきました。 https://tv-aichi.co.jp/sunday-journal/archive/200809.html -
2020.10.28 新聞掲載
メディア掲載
中部経済新聞にて大橋運輸が参加した「長久手終活セミナー」が取り上げられました。
大橋運輸が参加・協力した「長久手終活セミナー」が、2020年2月5日の中部経済新聞に掲載されました。 大橋運輸で実際に対応させていただいた生前整理の事例を紹介しながら、 「思い出に浸ってから捨てるかを決める」 「使うか使わないかで判断して、使わないが捨てたくないものは別の場所に保管する」 といった作業にあたってアドバイスをお話しさせていただきました。 -
2020.10.28 新聞掲載
メディア掲載
中日新聞夕刊1面に大橋運輸の遺品整理サービスについて掲載されました。
大橋運輸が提供する「遺品整理サービス」が、2015年9月16日の中日新聞夕刊1面に掲載されました。 遺品整理は遺された御家族の皆様にとって大変辛い作業になります。 そこで大橋運輸では、ご遺族に代わって大切な方の思い出の品々を、遺品整理士が中心となり思いやりを持って丁寧にお片付けさせていただきます。 また、大橋運輸では「生前整理」にも力を入れ、これからの人生を豊かに快適に過ごせるようにお手伝いしています。社会福祉士や福祉住環境コーディネーターの資格をもつ豊富な知識を有した専門スタッフが、みなさまのお気持ちに沿ったお片付けをご提案いたします。 身の回りのお片付けでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。 -
2020.09.30 住環境の安全診断について
お知らせコラム
防災意識を高めるには、情報収集とともに「住まい方」にも注目を
業界が広く打ち出している「防災月間」も9月で終了。 とはいえ、防災は一年中意識していきたいこと! 命に関わるのはもちろん、QOL(生活の質)を高め、保つことにもなるからです。 大橋運輸(愛知県瀬戸市西松山町)の営業担当を務める、園田 昭さんは2020年1月に入社したばかり。 新しく業界に入ったからこそ感じた「住まいの防災」について、そして、一般の方とプロの視点の違いを伺いました。 防災月間に、タンス1棹2,000円にて引き取りキャンペーンを実施 引用元:https://www.photo-ac.com/profile/1020715 --「御社では防災月間の9月1日~13日の約2週間、キャンペーンをされていたそうですね」 園田さん(以下敬称略)「はい。弊社は瀬戸市にあるのですが、瀬戸市内ならタンス1棹2,000円、尾張旭市内なら2,800円で計3点まで引き取るというキャンペーンです。 昨年から実施し、今後も恒例にしていく予定です」 --「1棹2,000円というのは、通常よりかなりオトクなのでしょうか?」 園田「お客様にもよく訊かれたご質問です。こちら通常家や部屋ごとでお見積りするので『いくらオトク』という数字は出せないのですが、食器棚でも本棚でも何でも、どの部屋からの運搬でも一律なので、気軽かつ値打ちになっているかと思います」 --「確かに『このタンスだけを持っていって欲しい…』というケースがありそうです」 園田「まさにそこなんです。 特に今年はコロナ自粛中に断捨離®をされ、タンスが丸ごと空いてしまったという方も多かったですね」 --「なるほど。実際の作業の流れを教えていただけますか?」 園田「お電話をいただいてお宅に伺い、お見積りと作業日時を決めます。 その後作業に伺うというシンプルな流れです」 --「必ず直接訪問されるのは、御社の通常業務と全く同じですね。 『何でもどこでも一律』ということですが、空かずの間や入り組んだ奥の部屋からでもいいんですか?」 園田「ええ。ただし、階段から降ろすのが難しい場合は、吊る作業がいるので別料金になります」 --「人数が要りますもんね。実際作業をされて改めて気づいたことはありますか?」 園田「気づいたことは婚礼ダンスの多さ。ほぼ8割だったのではないでしょうか…」 --「8割! そういえば私の実家にも眠っています(苦笑)」 園田「昔ほど結婚式は派手ではないので、婚礼タンスも20年くらい前のものが多かったですね」 --「記念のものを捨てるのは勇気が要りますが、大橋さんの場合は『リユース』という形を取っているのが、気持ち的にもいいのではないですか?」 園田「はい。独自のルートでフィリピンに送っています」 --「思い出の品をどなたかに使ってもらえるのは嬉しいですね。作りもいいでしょうから海の向こうで活躍してくれてると思います」 お見積もりで訪問する中で、防災意識の高さを実感 引用元:https://www.photo-ac.com/profile/2258030 --「ところで、ご依頼された方は、皆さんキャンペーンをご存知だったのでしょうか?」 園田「地域限定の情報誌でPRしたのですが、実際伺ってみると『大橋さんに頼もうと思ってたのよ~』とか『キャンペーンを待ってました』という声が多かったんですよ」 --「すでに認知度があったんですね」 園田「私たちは定期的にセミナーを開催しているのですが、中には2017年のセミナーに出席されて、その時から『頼むなら大橋さん』と決めてくださっていた方もいましたね」 --「そうなんですか! 引っ越しはもちろん、日々の整理が気軽にお願いできる=認知されているという証ですね」 園田「はい。ご相談いただいた方が100%ご依頼くださったのも、とても嬉しかったです」 --「園田さんは今年入社されたということですが、実際の業務で知った、新人さんならではのエピソードはありますか?」 園田「弊社では『見積もりだけに伺うのではない』『単なる不用品回収業者ではない』と考えているので、お見積りの際や作業の際、必ず何かしら、防災における役立つことをお伝えしようと思っているんです」 --「具体的にはどんなことを?」 園田「基本として必ずお伝えするのは 重いものは収納の下部に置く 枕元に大きな家具を置かない 避難経路を確保しておく の3つです」 --「前回お話を伺った、防災の勉強をしている松下さんもおっしゃっていましたね」 園田「ええ。ところがほとんどのお宅がすでにされているんです。それに驚きました!」 --「情報を得ているだけでなくて実行されてる」 園田「そうなんです。さらに『大きな家具を減らしておくことで、動線も確保できる』ということまでご存知なんですよ」 ーー「日々の啓蒙活動の賜物ですね」 園田「手前味噌ですがその通りで、『キャンペーンと聞いたから片づけよう』ではなくて、『片づけたから処分しよう』という方ばかりでしたね」 ーー「お客様の層はどんな感じでしょうか」 園田「年齢層は高めで、大きな家具のみ自力でできないからというご依頼も多かったです」 ーー「なるほど。 では防災に関しては、なるべく大きな家具を減らし『重いものは下に』『枕元に注意』『避難経路確保』の3つを守れば大丈夫ですか?」 園田「それがそうとも限らないんです。 あるお宅で家具の量が多かったのですが、歩行が少し困難だったので『空間が狭いのでは?」と家具を減らす提案しようと思ったんです。 ところがお客様の行動をじっくり見てみると、一つひとつの家具を支えにしながら移動されていたんですね」 ーー「邪魔だと思っていた家具が、その方の動線に含まれていた」 園田「ええ。人によっては動線をただ確保すればいいというものではないということは、大きな発見でしたね」 ーー「なるほど…私も想像がつきませんでした」 園田「高齢者の方の整理や引っ越しは、若い方とは異なります。 何かの配置がちょっと変わるだけで、生活しづらくなったり、精神的にも影響を及ぼす場合もあるんですよね」 ーー「オートロックの解除がわからないとか、よかれと思って付けたセコムの設置ができないケースもありそうですね」 園田「あと、意外に危ないのが下駄箱。作り付けではない大きなものだと、倒れた場合ドアが開かないんです」 ーー「それは危ないですね! 鉄則は守りつつ、家の設計や住み方により、その方に合ったご提案をすることが大切なんですね」 園田「それが私たちの仕事でもあり、私のやりがいになっています」 真の意味で「地域密着」を目指し暮らしやすさと防犯を追求 引用元:https://www.photo-ac.com/profile/43626 ーー「冒頭で園田さんは新入社員さんと伺いましたが、どのような経緯で入社されたのですか?」 園田「私は転職組で、20歳から20年以上違う業種で働いていましたが、年齢を重ね『もっと地域に貢献したい』と転職を考えていたんです。 ところがどの企業さんも『地域密着』といううたい文句を掲げていて、違いがわからない。 そんな時、大橋運輸だけは実際に地域のためになる活動をしていて、それが決め手となりました」 ーー「小学校での安全教育や、地元でのセミナーもされてますよね」 園田「ええ。私が一番心を動かされたのは、『オオサンショウウオを守る会』の川清掃です」 ーー「失礼ながら、一切利益が出ない活動ですからね」 園田「それから私事なのですが、どの職場でも懸命に仕事をしてきたのですが、なぜか自信が持てない部分があって…。 そのことを社長に素直に話したところ『それも君の立派な実績じゃないか!』と言われ、ああ、全てが自分の経験なんだと認めてもらったのが嬉しかったんです」 ーー「自分の中の納得できない部分を、受け入れてもらえたような気がした」 園田「はい。私が言うのもなんですが、これからの企業にはチームワークと個の力が、同じように重要になると思います」 ーー「今後はどのような目標がありますか?」 園田「研修などで先輩方の様子を見て感じたようにお客様お一人お一人の状況を見て、空気感を合わせて寄り添う提案をしていきたいですね。 同じ『引き取る』でも、処分と考える方もいるし、思い出のものだけれど仕方なく…と考える方もいらっしゃる。今回のキャンペーンでもご主人の遺品をご依頼された方がいらして、とにかくじっくり話を聴いた次第です」 --「寄り添う気持ちは必要ですよね…」 園田「また、防災に関心の高い先輩の講義を受けて、防災や安全の奥深さを実感したので、より理解を深めた上で、わかりやすくかみ砕いて説明できるようにしたいですね」 ーー「少し情報を伺ったのですが、11月には『人生会議の日』という新しいイベントもあるとか?」 園田「具体的には、エンディングノートを家族で書き、ライフプランを考えることを広めるイベントになります」 ーー「生前整理や遺品整理にも繋がる『老後の安全で快適な暮らし』へのご提案ですね。今後の詳しい情報をお待ちしています」 取材:「綴屋」ライター/増田有香(https://tsuzuriya.jp/) -
2020.08.31 生前整理について
コラム
防災月間に意識したい「生前整理」。実は「防災・防ケガ」に繋がるんです!
9月は防災月間。 大正12年9月1日の関東大震災を忘れないために「防災の日」が制定され、毎年、さまざまな啓蒙活動やイベントが開催されます。 そして実は「生前整理」が、防災・ケガ防止にかなり重要だということをご存知ですか? そこで、今回も生前整理のプロとして地元で活躍する、大橋運輸さん(愛知県瀬戸市西松山町)を訪ね、これまで約200件の生前整理の現場に携わり、防災士になるべく学びを深めている、担当の松下壱成(いっせい)さんにお話を伺いました。 生前整理は、毎日を快適に安全にさせるためのもの 引用元:https://www.photo-ac.com/profile/43626 --「生前整理というと『いつかの日のために、周辺を整理する』という印象があるのですが…」 松下さん(以下敬称略)「まだ、そういうイメージはあるかもしれませんね。 でも最近は『より快適に生きるために、家の中を整える』という意識に変わってきているんですよ」 --「『断捨離®』の感覚に近くなっている感じでしょうか?」 松下「はい。プロのサポートで捨てるものと残しておくもの整理し、暮らしの質を上げるためにするのが目的なんですよ」 --「遺品整理とは目的が違うんですね」 松下「ええ。ただ、作業工程は遺品整理と同じなんです。 とはいえ、遺品整理は空間まるごと整理しますが、生前整理は片づけながら行うので、時間は3倍くらいかけますね」 --「住人の方も、何が出てくるかわからないこともありそうですね」 松下「そういうことはよくあります。 私たちが本格的に生前整理をスタートさせたのは3年前ですが、生前整理のご依頼は年々増えていて、遺品整理と比べると7:3くらいの割合になっているんですよ。 コロナ禍による、断捨離®の影響もあるかもしれません」 --「思ったよりも多かったです。意識が高くなっている証ですね。 では具体的に、生前整理がなぜ防災や防ケガになるか、教えてください」 家具が直撃・逃げ道をふさぐ…散らかっている家には危険がいっぱい 引用元:https://www.photo-ac.com/profile/1108445 --「部屋が片付いていないことで、災害時や平常時、どんなデメリットがあるのでしょうか?」 松下「事例を挙げますと、まずは有名な例では、阪神・淡路大震災。 家屋の損傷や倒壊が原因で亡くなった方は、8割といわれています」 --「そんなにも……。関東大震災では火災でしたが、こちらでは倒壊」 松下「家具の下敷きで命を落とされた方も多いんですよね。 寝室の枕元にタンスがあって、身体に直撃されるケースはもちろん、家具が倒れることで逃げ道がふさがれるのも理由なんです」 --「逃げ遅れてしまう!」 松下「中には、大きな家具が倒れた先にガラステーブルがあり、それが割れて歩けないというケースもあります」 --「身体に直撃することに加え、『家具が倒れて逃げ道がふさがれる』という二次被害がポイントになるんですね」 松下「そうなんですよ。 同じ理由で、延長コードが部屋の真ん中を通っていたり、玄関までの道のりに壺や置物といったわれものがあるのも危険です。 阪神淡路大震災の際には、オフィスビルでキャスター付きのコピー機が窓を突き破り、道路に落下したという例もあります」 --「考えただけで恐ろしい…。 延長コードにはカバーを付けたり、通路には壊れものを置かないことが大切なんですね」 松下「加えて、災害はいつ起こるかわかりません。 真夜中だったり、停電で何も見えない場合、床にものがあるだけで命取りになります」 --「懐中電灯を探している間に逃げ遅れる場合もありそうです。 恐る恐る進むのと、さっさと進むのとでは差が出ますし…。 ということは、防災を考えておけば、自然と『防ケガ』にも繋がるということでしょうか」 松下「その通りです! 生前整理の必要性がおわかりいただけたところで、対処法をお伝えしますね」 防災面の生前整理のメリットは「動線確保」「つまづかない」「防災意識の向上」 引用元:https://www.photo-ac.com/profile/43626 --「生前整理=防災と防ケガということをまとめると、ポイントは?」 松下「3つありますね」 動線が広くなる 床にモノを置かないことで通路を確保 防災意識が向上する です。その上で気をつけたいのが、家具の配置です!」 --「例えば、寝室にはタンスを置かない、などでしょうか?」 松下「ええ。ただし置き方さえ考えれば可能なんですよ。 ポイントは『通路を塞がず、ベッドと並行に』です」 --「なるほど。並行に置けば頭上には倒れませんもんね」 松下「あまり知られていないのですが、気をつけたいのは引き出しや中身なんです。 家具そのものは耐震対策をしていても、引き出しや中身が出てしまう。 その可能性も見据えて、ベッドと向かい合わせではなく横に置くことが大事です」 ーー「それは盲点でした…」 松下「実は最近、タンスを持っている人は減っていて、生前整理でも『処分したい家具ベスト1』なんですが、それより注意したいのが本棚です」 ーー「確かに…」 松下「横置きすればまだいいのですが、本棚は大きいので、通路になるところには置かないようにしたいですね」 --「イメージでは『背の高いものは置かない』とか『家具に耐震グッズを付けていれば大丈夫』でしたが、違うんですね…」 松下「それから、突っ張り棒などで家具を固定している方がありますが、タテ揺れだと天井を突き破ってしまいます。 ないよりはマシですが、長ければ長いほど効果も薄れるので、オススメしません。 それよりは、ワイヤーやLG型の金具を用いて、壁に穴を空けてしっかり固定しましょう」 --「なおかつ、中身が飛び出ない工夫もしておくこと」 松下「はい。余談ですが、お水や食糧といった防災備蓄用品も、キッチンや寝室ではなく玄関に置くことがオススメです!」 --「経験がないと防災対策も的外れになってしまうので、とても参考になりました」 まとめ:定期的に断捨離®を! --「今回は、現場での経験や、今学んでいらっしゃるという防災士の専門知識も併せて、とても勉強になりました。生前整理は防災の上でも大切なんですね」 松下「ええ。生活の質を上げる目的だけでなく、安全面でも定期的に断捨離®をして欲しいですね」 --「部屋が散らかっていることで快適さがなくなる上、防災面でもデメリットがあるということですよね。 これまで大橋運輸さんにお願いした方の感想などは届いていますか?」 松下「皆さん、生前整理をされた後に『うちってこんなに広かったんだ!』っておっしゃいます。 広くて快適で、モノが少ないから探す時間も短縮でき…過ごしやさが実感できるので、キープしたいと思われるようです」 --「確かに、二度と戻りたくないと感じるでしょうし、出したらしまう動線もプロが作ってくださるので、片づける習慣も身に付きそう」 松下「そういっていただけると嬉しいです。 定期的な断捨離®は、先程もお伝えしたように、防災意識を高めることにも繋がりますからね」 --「やはりご依頼は年齢層的に上の方が多いのですか?」 松下「そうですね。やはり60代の方が多いですが、生前整理は暮らしを快適にするためのものなので、何歳でも早すぎるということはありません!」 --「片づけていない家で、こんなに危険が多いとは気づきませんでした…。 私もまずは床にモノを置かないよう、気をつけたいと思います」 トップページ画像引用元:https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=acworks&area=1 取材:「綴屋」ライター/増田有香(https://tsuzuriya.jp/) -
2020.07.20 遺品整理について/生前整理について
コラム
遺品整理や生前整理を地域や地元密着の業者・会社に頼んだ方がいい3つの理由
終活という言葉が知られる中で、断捨離®を積極的に行ったり、「元気なうちに生前整理をお願いしたい」「遺品整理を依頼したい」と思う方も増えています。 それに伴い、「生前整理」「遺品整理」を専門に扱う業者も急増していますが、反面、悪徳業者も後を絶ちません。 ではどんなところに頼むと、安心・安全なのでしょうか? そこで、大橋運輸株式会社(愛知県瀬戸市西松山町2-260)の部坂さんとのインタビューからお伝えします。 部坂さんによれば、地元の業者に頼むメリットは、 信頼 気軽に相談できる きめ細やかなサービス の3つだそう。詳しく伺ってみましょう。 メリット① 歴史と実績があるから信頼でき、行政や他業種との連携が可能 引用元:https://www.photo-ac.com/profile/810857 --「地域密着で長年活動されている企業や業者だと、客観的に見ても安心できますよね」 部坂さん(以下敬称略)「はい。やはり地域の方との繋がりもありますし、名前も所在地も知られているわけですから、それだけのものを背負っているといえますよ」 --「例えばユーザーとしては一番に、『悪徳業者に引っかかりたくない!』と思うのですが、地元企業ならないですもんね」 部坂「そうですね。うちの例ですと66年間地元の方にお世話になっているので、絶対に裏切りたくないと思っています」 --「下手なことはできないということですね(笑) その他にどんなメリットがありますか?」 部坂「横の繋がりがあるので、何かあったときに連携がしやすいということです。 遺品整理では大きなものも処分しますが、エアコンやテレビなどの回収をはじめ、レッカーの配車、ピアノといった重量物や庭のお片付け、時には蜂の巣の駆除まで、長年お付き合いのある業者さんに頼むことができるんです」 ーー「蜂の巣の駆除やお庭の掃除まで! それは考えつかなかったです」 部坂「ほかにも、人形供養やお仏壇の整理はお寺の宮司さんに頼めますし、弁護士・会計士・司法書士さんなど、士業の方には相続の相談もできます。 あとは、作業をする上で大きなトラックを駐車する際も、理解を得やすかったり…こうしたことは、長年地元で活動させてもらっているからだと思いますね」 ーー「信頼関係が培われている証拠ですね。 大橋運輸さんは、地域包括や行政の方に向けたセミナーも行っていらっしゃるので、そういったところからの依頼も多いのでは?」 部坂「ありがたいことに多いです。 作業に入ってから関係者さんに『あのお宅、整理しないと危ないと思ってたんです…助かりました』と言っていただけたり、『終活のすすめ』といった行政の情報誌などで紹介していただけることもあります」 --「地元密着=実績があるということだけでなく、他業種や行政との繋がりも強いということですね」 部坂「特に遺品整理ではモノの行き場が様々なので、他業種と連携できるのは便利だと思います」 メリット② 現場との距離が近いため、気軽に相談でき、対応も早い 引用元:https://www.photo-ac.com/profile/810857 --「2つ目が、気軽に相談できるということですね」 部坂「ええ。やはり近くの業者だと『ちょっと相談』がしやすいですよね。 『何かあればすぐ飛んでいける』『迅速になんでも対応できる』のはメリットだと思います」 --「距離的なことがありますし、道もよくご存知でしょうし」 部坂「そうですね。お見積もりにもすぐに伺えますし、お客様が作業されてる中で段ボールが足りなくなった時も、すぐに届けられます」 ーー「スピーディに駆けつけられる! 大橋運輸さんはすべて現地でお見積もりされてるので、訂正があった時もよさそうですね」 部坂「弊社の例ですが、すぐに現地に行き、すぐにお見積もりができるのはメリットといえますね。 遠いと、見積もりを1回で決定しないといけませんし、変更があっても電話やメールになってしまい、どうしても信頼関係が薄くなってしまうんですよ」 ーー「顔を合わせてお話しできるのは大きいですよね。 それに遠いとわざわざ相談しようと思わないし、いざという時、こちらも恐いです」 ーー「業者さんと現場が近いというのも、地域に根付く良さのひとつなんですね」 メリット③ 実績を積んだからこそ、きめ細やかなサービスが可能に 引用元:https://www.photo-ac.com/profile/43626 ーー「3つ目が、きめ細やかなサービスですね」 部坂「はい。これまでと多少重複するのですが、フットワーク軽く、さまざまな問題にお応えできるということです」 ーー「経験値が違いますし、そのエリアのことをよくご存知ですからね。 例えば大橋運輸さんのある瀬戸市では、そのエリアならではの特色はありますか?」 部坂「やはり瀬戸物が多い事でしょうか(笑)。 何代も続くお宅が多いので、30客とか50客出てくることもあります」 ーー「昔は冠婚葬祭すべて自宅でやってましたもんね」 部坂「かなり前には、純和風のお屋敷の整理の際に、蔵から大量の日本刀が出てきてしまって…」 ーー「銃刀法で引っかかってしまう!」 部坂「その通りなんです。でも悪気があったわけではないので、地域との連携を使って郷土施設に寄贈という形を取りました」 ーー「難しい例にも対応できる実力と、最初にお話しいただいた『連携』ですね」 部坂「今回の3つのメリットは、別々のものではなく、それぞれが関係しているんですよ」 ーー「信頼が培われているから気軽に相談できるし、業者もきめ細やかなサービスが提供できる、という循環ですね」 部坂「そのとおりです!」 ーー「あと、ユーザーとしては『悪徳業者』に引っかかりたくないというのが、かなり気になるポイントなんですが…」 部坂「冒頭で述べたように、地元密着だからこそ地域の方を裏切りたくないですよね」 ーー「なるほど。トラブルというと買い叩かれるとか、お金だけ取っていなくなる…というようなことが思い浮かぶのですが、プロから見ると他にどんなケースがあるんですか?」 部坂「まずは不法投棄の問題です。 サイトもなくて、連絡先はケータイで、安く処理しているけれど、不要品をどこに持っていっているかわからない…」 ーー「エコが叫ばれる今、モラル的にまずいですよね」 部坂「モラルの面だけではないんですよ。仕分けもせず一切合切持っていってしまい、その先でパソコンやタンスの奥にあったような個人情報を盗み、犯罪に結びつくケースもあるんですよ」 ーー「それはかなり恐ろしいです!」 部坂「その点でも、地元密着の会社ならしっかり作業しますから、安心・安全な配慮を徹底していますね」 ーー「環境的な面の安全と、プライバシーの面での安全の両方ですね」 部坂「弊社の生前整理や遺品整理のサービスは、地域のニーズから生まれて拡大してきたので、今後も地域の方の声を拾い、ニーズに合ったサービスを親身になって提供することが、私たちの使命だと考えています」 ーー「地元に根付いた企業なら、業種に限らず『地域への恩返し』という部分があるでしょうね」 部坂「はい。地域の方のお陰で仕事を続けることができたわけですから、その信頼に応えていきたいです」 ーー「生前整理や遺品整理は、ご本人やご家族にとってかなり大きな仕事になると思います。 だからこそ、ユーザーにとって安心・安全で、きめ細やかなサービスができる、地域密着の業者が最適ということですね。 私もそういう時が来たら、地元に根付いて、長く営業している業者さんを選びたいと思います」 トップページ画像引用元:https://www.photo-ac.com/profile/43626 取材:「綴屋」ライター/増田有香(https://tsuzuriya.jp/) -
2020.06.05 遺品整理について/生前整理について
コラム
遺品整理・生前整理では「リサイクル」も視野に入れよう!
皆さんは「リサイクル」と聞くとどんなことを思い浮かべるでしょうか? 自分の不要なものをお金に変えること? 無料で差し上げてしまうこと? 不要なものを必要な人に売ること? それぞれ、思い浮かべるイメージがあると思います。 そこで今回も、引っ越し・遺品整理・生前整理を専門に行っている大橋運輸さん(瀬戸市西松山町)を訪ねました。 お話ししてくださったのは、リサイクル担当部署のリーダー、入社7年目の松下壱成(いっせい)さん。 プロが考える「リサイクルがもたらす、ユーザーのメリット」とは何でしょうか? 遺品整理・生前整理において、リサイクルできるアイテムとは? 引用元:https://www.photo-ac.com/profile/43626 --「大橋さんは引っ越し業務が有名ですが、遺品整理や生前整理も増えていますよね」 松下さん(以下敬称略)「はい。お陰様でセミナーなどもやらせてもらっています。 遺品整理は認知が広がってきましたが、実は生前整理が重要。 なぜなら、部屋を整頓することが、安全に快適に日々を暮らしていただくことに繋がるからなんです」 --「モノが多くて動線がふさがれ、ケガをするなんて話をよく聞きますし、決して旅立つための準備じゃないんですよね。 ところで、遺品整理と生前整理では、片づける内容も違ってきますか?」 松下「生前整理は今後もそこに住むので、お客様が『要るか要らないか』を、より細かく仕分ける必要があります。 スムーズに進むよう、プロの私たちが寄り添う感じですね。」 --「整理をしていくと、具体的にはどんなアイテムが出てくるのでしょうか?」 松下「ざっと挙げると、家具・家電・洋服・食器・寝具・おもちゃ・衣類・生活用品全般ですね」 ーー「なるほど。最後の生活用品全般とは?」 松下「ジューサーやドライヤー、アイロン、目覚まし時計にお弁当箱…」 ーー「洗面所や台所、居室にある細々としたアイテムが含まれるんですね。 さて、松下さんはリサイクル専門部署のリーダーとのことですが、現場でお客様から直接『リサイクルをお願い』と言われるのでしょうか?」 松下「どちらかというと『リサイクルもできますよ』とご提案する感じです。 一概にはいえませんが、捨てるものが4割、リサイクルが6割になります」 --「6割がリサイクルとは、意外に高いですね!」 松下「そうなんですよ。 『全部捨てようと思っていたのに、売れるのね』とおっしゃる方もいます」 --「では具体的なリサイクルへの取り組みと、私たちユーザーへのメリットを教えてください」 経済的・心理的にメリットあり「輸出」という方法が強み 引用元:https://www.photo-ac.com/profile/2328559 --「先程「6割がリサイクル」とのことでしたが、どんな方法でリサイクルするのですか?」 松下「まず、4割は輸出します」 --「輸出ということは外国に持って行く?」 松下「はい。弊社ではフィリピンが中心です。 本格的に取り組み始めたのは6年ほど前ですが、外国に輸出ができるのはうちの強みですね」 --「なるほど」 松下「日本人には『もったいない』という精神がありますよね。 遺品整理では『全部捨てて欲しい』ということが多いのですが、整理していく中で『おばあちゃんが大切にしていたから、誰かが使ってくれたら…』という声がわいてくるんです」 ーー「確かに…まだ使えるものもたくさんあるでしょうから、そんな声から生まれたサービスなんでしょうね」 松下「ええ。さらには社会貢献という意味もあります」 ーー「必要としてくれる方に届き、『遠い異国の地で大切にされているかな?』と思うとこちらも嬉しいですね。 ということは、輸出は精神的なメリットが大きいんでしょうか?」 松下「経済的なメリットもあります。 家具や寝具、大きな家電などは、処分する際に引き取り料金が発生しますが、弊社では輸出するのでその料金がカットされるんです」 ーー「余分な料金がかからず、誰かに喜んでもらえるなら有り難いですよね」 松下「アイテムとしては家具、使っていない食器や寝具が対象です。 電化製品は電圧の関係で、衣類は法律で輸出不可なので、それらは国内で売る方法を取ります」 --「それが残りの2割なんですね」 松下「はい。『売る』という方法です」 --「メルカリで売るとか、リサイクルショップに行くとか、皆さんされないのかしら?」 松下「基本皆さんお急ぎですからね…あまりないです(苦笑)。 具体的にはまず高価なもの。時計や宝石ですね」 --「質屋さんや買い取り店に依頼されるんですか」 松下「ええ。骨董品もそうですが、専門の方に見てもらいます。 お酒などはお客様でも持って行けるので、『専門業者に売った方が高くなりますよ』と勧める時もあります」 --「儲けが少なくなってしまうのに…良心的です!」 松下「そして、一番売れるのが家電。 最新型の大きな冷蔵庫なら、数万円で売れることもあるんですよ」 --「製造年がポイントになりそう…」 松下「ですからなるべく早い方がいいんですよ。 生前整理やお片付けに伺うと、新品が出てきたりするので『早く売りましょう!』と」 --「新品の家電が住まいから出てくるとは、どんな状況なんでしょう?」 松下「お店で勧められるままに買ったけれど使い方がわからないとか、説明書が読めなくて使えないという状況です。 あとは、買ったものの動かないので違うものを買い、しまったままにしたものを調べたら、使い方が間違っていたなどでしょうか」 --「今は機能が細かすぎますからね。私でも戸惑う時があるので、年配の方だともっと厳しいのかもしれません」 松下「その通りです。 ですから売ることはもちろん、安全面も考えて早めに片づけされるのがいいですね」 --「先程、専門の業者さんにもご依頼されるとのお話でしたが、御社で査定はされないのですか?」 松下「選別の知識がないと捨ててしまう場合もあるので、気になるものはすぐに調べます。 特にファンやマニアの多い、おもちゃや文房具、骨董品には気をつけていますね」 --「他に驚いた物などありますか?」 松下「そうですね。弊社のある瀬戸・尾張旭近辺は昔から続く大きなお宅も多いので、蔵の中から小判や日本刀、火縄銃なんかが出てきたときもありますよ」 --「それはびっくりしますね」 松下「不要品は譲ったり売ったりできることを、もっと知って欲しいと思いますね」 --「遺品整理や生前整理は、『全捨てする』と思っていました…」 コロナ自粛で断捨離®も増加!『捨てるところがない』お悩みも ーー「コロナの自粛で、掃除をしていた人が周りに多かったんですが、ご依頼もあったのではないですか?」 松下「家に誰か来るのが恐いというのもあったので、特に増えてはいませんね。 ただ、お隣の尾張旭市では大変なことが起こっていたんです」 --「どんなことですか?」 松下「おっしゃるように、大掃除をしていて不要品が激増したんでしょう。 処分場で、まさかの『ゴミの持ち込み禁止』という事態が起こったんですよ!」 --「ゴミが捨てられないということですか!?」 松下「そうなんです。 地域によって異なるのでしょうが、尾張旭市では処分場に自分でゴミを持ち込めるんです。 そうすると早く処分できるので、家がスッキリしますよね」 --「ところが引き取ってもらえない…」 松下「ええ。でも個人ではなく、業者なら捨てられるんです。仕事ですから。 今はもう処分場でも引き取れるようになりましたし、コロナも収束しつつありますが、不意のケースではプロが強いこともお伝えしたいですね」 --「困った時はやはりプロ! 先程も述べましたが『全捨て』するのが当たり前だと思っていたことも含め、業者選びも必要になりそうですね」 松下「中にはモノを投げて扱う業者もありますから…」 --「大橋さんでは作業品質を大切にしていらっしゃるそうですね」 松下「手前味噌ですが(笑)、寄り添って作業することには自信を持っています。 どんな小さなものでも、ゴミとして扱いませんし、お客様のペースに徹底的に合わせます。 1日で終わらなくて、3日かけて作業するということも日常茶飯事ですよ」 --「片づけられない方はもちろん、非力な年配の方や、ついため込んでしまいがちな人は、やはりプロの手を借りるといいですね。 まとめ ということで、今日のまとめとしては、大橋運輸さんが考えるリサイクルには ・輸出する ・売る の2つの方法があり、輸出は主に精神的な面で、売るのは経済的な面でメリットがあるということですね」 松下「はい。引き取り料がかからないのは大きなメリットです。 見積もりだけなら無料で行うので、それを見ていただいてご検討もいただけます」 --「そして売る場合は早めに。 輸出は『捨てるにはもったいないから誰かが使ってくれたら…』という日本人の気質に合うので、満足度が高いと思います」 松下「あとは処分場の例を見ると、結果的にプロに頼む方がロスがないことも知って欲しいですね。 何より、捨てるよりも再利用した方が、環境にもいいですから」 --「ただ捨てればいい、というのではなく、いかに人間の心や環境に優しいかも大切ですね。 コロナ自粛で、皆さん精神的な面や地球環境に向き合うことも増えたでしょうから、こういった企業がもっと増えて欲しいですね」 聞き手:「綴屋」ライター 増田有香 https://tsuzuriya.jp/ -
2020.05.20 遺品整理について/生前整理について
コラム
エンディングノートと遺言書の違いは?
こんにちは! 季節がどんどん変わっていますね。 緊急事態宣言は緩和されてつつあるものの まだまだおうち時間を多く過ごされている日々かと思います。 今回は、前回の記事も踏まえ、 終活の第一歩である エンディングノートの書き方について お伝えしたいなと思います???? 書き残す準備として 「遺言書」と「エンディングノート」があります。 遺言書とは、自分に万が一のことがあった際に、 誰にどのくらい相続させたいのかの意思を書き残すものです。 死後に法的根拠があり、民法で定められた形で記入する必要があります。 一方、エンディングノートは書き方は自由であり、 記すものは相続に限られませんが 法律的な効力が発揮されません。 違いをまとめてみました ↓ 効力がないのなら、エンディングノートは意味がない?と 考える方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、だからこそ自由に書き進めることが出来ます。 自分の希望や考えを表すことが可能です。 葬儀や供養についての希望や、デジタル関連のパスワード また、余命宣言や脳死に備えて自分の考えを書き残しておくためにも使用できます。 エンディングノートを記す最大のメリットは 次の4点です。 エンディングノートは法的効力はありませんが、 細かいことを書いておくことによって、もしもの時、家族が路頭に迷う心配もありません。 自分のため、そして周りの方のためにも ”書く”終活から 始めてみませんか? -
2020.04.22 遺品整理について/生前整理について
コラム
コロナから身を守る!【おうち時間】で何する?
新型コロナウイルスから身を守るため、また、緊急事態宣言も発出されていることから、 不要不急の外出を控え、家で過ごしている方も多いのではないでしょうか。 皆さんは、『おうち時間』をどのように過ごしていますか? テレビやSNSを見ると、様々な過ごし方をしているのが分かりますね! 「料理やゲーム、自宅でできる運動など趣味に時間をあてる。」 「今まではSNSを見る専門だった人も、掲載してみる。」 「友達と毎日のように、テレビ電話で飲み会!」 「今や生活必需品!ひたすらマスクを自作しています!」 などなど。 そんな日々を過ごしながらも、 「コロナが落ち着いたら◯◯しよう。」 「あの人と遊ぼう」 「◯◯へ行こう」 と思っている方もいるのではないでしょうか? 「毎日をどのように過ごすか」と同時に、 「コロナが落ち着いたらどんなことをしよう」と 夢を膨らませる時間を過ごしてはいかがでしょうか? 「こんなことしたい、あんなことしたい」を、 日記やスケジュール帳などに書いてみる。 スマートフォンやパソコンに残す。 もちろん、以前のコラムで紹介した、『エンディングノート』を活用するのもいいでしょう! まさしく、『エンディングノート』は、 自分の未来のため、“人生を豊かに愉しむ”ためのものです。 ↓クリックしてください↓ ★↑エンディングノートの最初一歩として 印刷しお使い下さい↑★ このようなものに 書き込んでいくので、 今やりたいことが思い浮かばなくても、書き進めていく間に何か見つけられるかもしれません。 『エンディングノート』は、書店で購入することもできますし、 無料でダウンロードできるサイトもあります。 もちろん、形式にとらわれることなく、自由に書き留めていってもいいですね。 日々、状況が変化する中、 必ずこれまでの生活に戻るよう、今は『STAY HOME』。 日常が戻った時に、たくさん楽しむための準備期間だと思って、おうちでゆっくり過ごしましょう。 最後に、 医療関係者の皆様を始め、 変わらずに、そして今まで以上に大変な日々を過ごし、 生活を守ってくださっている皆様に感謝申し上げます。 -
2020.04.22 デジタル生前整理について
コラム
データや写真も断捨離®を。「デジタル生前整理」のススメ
みなさんは「デジタル生前整理」という言葉をご存知ですか? 「生前整理」は一般的になってきましたが、「デジタル」生前整理とはどんなものなのでしょうか? そこで今回も、遺品整理・生前整理のプロ、大橋運輸株式会社(愛知県瀬戸市西松山町2-260)さんにお伺いし、2年前に立ち上げたデジタル整理部門の、岡田桃歩(とうあ)さんに、定義や実際の方法、私たちが今できることなどについて伺ってきました。 1.デジタル生前整理は、地図のない宝探しのようなもの --「デジタル生前整理ってピンとこないのですが、どんなものなのでしょうか」 岡田さん(以下敬称略)「確かに耳慣れないですよね。 対象になるものをお伝えするとわかりやすいかもしれません。 具体的には、以下の中に入っている写真やメールを整理することです」 ・パソコン ・スマホ(ケータイ) ・デジタルカメラ ・USB ・その他クラウドなど --「なるほど。個人のプライバシーに関わるものを整理するんですね」 岡田「はい。メインは写真やメールや連絡先ですが、今はSNSやLINE、ネットバンキングなどもその中に含まれます」 --「挙げてみるとけっこうありますね」 岡田「そうなんですよ。特にお金が関わるものは要注意です」 --「最近だとネットでやりとりできますからね」 岡田「例えばFXで利子がついている場合だといいんですが、マイナスの要素もあるんです。 知らないうちに借金になっているケースもありますから」 --「アプリの課金も危険な感じがします。パスワードがないと永遠に損してしまいますね」 岡田「そうなんです。 だからこそ、『生前』にやっておかないといけないわけなんです」 --「ここでつながるんですね!」 岡田「デジタル整理は『地図のない宝さがし』と言えますね」 --「目に見えないので、まさに宝探しをするようなものですよね。 今の私ですら、自分がどこにどんなデータを持っているか、すべて把握していません…」 岡田「モノと違って、増えたら部屋が狭くなるわけではないので、増えてもわかりづらい。 それがデジタル整理の難しいところで、通常の生前整理より難易度が高いんです」 2.お金の流れ&交友関係がわからない、SNSの乗っ取りが、3つの大きな危険要素 --「パスワードがわからないと、そもそも物理的にスマホやケータイが開きませんよね」 岡田「はい。特にアップル製は以前はパスワードが分からなくても解除できましたが、今は一切できません」 --「ではログインできないことで、具体的にはどんなことが困りますか?」 岡田「大きく分けて3つあります。1つ目がお金の流れがわからないこと」 --「いくら入ってるかわからないし、もちろん引き出せないですもんね」 岡田「配当金が受け取れなかったり、逆に永遠に課金されていることも」 --「それは困ります」 岡田「2つ目は、交友関係がわからないことです」 --「昔は手帳にメモしていましたが、今はスマホに全部入っていますもんね。 そういえばスマホを落としてしまい、大変な目に遭った映画もありましたよね」 岡田「はい。スマホはプライバシーの塊ですから。 変な話ですが、ご本人に何かあったことを伝えたいのに、誰に伝えていいのか全くわからないこともあります」 --「進学や就職などで地元を離れてしまったら、その後の人間関係をご家族が把握するのは難しいですね」 岡田「ええ。そして最後がSNSです」 --「いろいろな意味で複雑そうです」 岡田「最も恐いのはなりすましですね。放置されているうちにアカウントを乗っ取られ、トラブルに巻き込まれていることがあります。親しい人に迷惑をかけることにもなりますからね。」 --「こうして具体的なトラブルを見ていると、家族にパスワードを伝えておかなければと思いますね」 岡田「もしもの時にはここに記入してある、ということを伝えておくだけでもいいと思いますよ。 あまり喜ばしくないことですが、facebookでは事前準備によって追悼アカウントにすることもできます」 --「スマホのパスワード、SNSのパスワード、どんなアプリが入っているか…改めて見てみると、自分のプライバシーってけっこう広範囲になるんですね」 3.実際の作業は、所有物およびデータの確認 --「さて、デジタル整理の複雑さが十分身に沁みましたが、実際の作業というのはどのように進めるのですか?」 岡田「手順はシンプルで、①どんな所有物があり、②どんなデータが入っているかを確認することの2つですが、奥が深いので基本的には生前にやっておきたいところですね」 --「確かに、人によって違いそうです」 岡田「ご本人さんがいらっしゃれば、通常の生前整理と同じで、一緒に『要る・要らない』を判断しながら、捨てるものと残すものを明らかにしていきます」 --「データは一瞬で消えるので、自分でもこまめに捨てるといいですね」 岡田「ええ。判断しにくかったら、いったんUSBに保存しておいて時期が来たら捨てるなど、そのあたりは紙の書類と一緒。日付を入れて期日が来たら消します」 --「他にはどんな整理術がありますか?」 岡田「こちらには写真の仕分け用ソフトもありますので、例えば日付ごとの整理だったり、人が映っている写真だけを残すなんてこともできますよ」 --「スマホやパソコンのお店じゃないのに、そんなことまで!」 岡田「私たちが引っ越し業務の中で、生前整理や遺品整理をするようになったのと同じように、デジタルというものを介して、お悩みを解決していけるようになれたらと思っています」 4.日常的にやっておきたいこと、そしてデジタル生前整理の今後とは? --「ところで、現在はどんなお仕事・活動をされているんでしょうか?」 岡田「実はまだ、デジタル生前整理というのはメジャーではありません。 遺品整理に携わる中で、デジタル生前整理が必要になっていくと感じてきたので、お引越しや生前・遺品整理の際に、都度ご提案している状態ですね」 --「高齢者の方はデジタルには疎いので、大変なのではないでしょうか?」 岡田「いえ、むしろ逆なんです。 高齢者の方はデジタル機器を敬遠しがちで頼ることが少ない分、持っているデータもあんまりないんですよ。 ですから、スマホが使いこなせる世代以下の人全てに必要になると思います」 ーー「だいたい50代の方より下の年代になりそうですね。 プロから見て、日頃からしておいた方がいいことはありますか?」 岡田「何をおいてもパスワードです! これがないと何ともならないので、スマホやパソコン、アプリやSNSなど、対象ごとにパスワードを明記しておきましょう」 --「そして元気なうちにデータもこまめに消去」 岡田「お部屋の生前整理と同じで、終活に向き合う方だけでなく、10代でも20代でもやっておく必要があると思いますね」 --「作業が複雑だからでしょうか」 岡田「複雑だということもありますし、若い方はデジタルの情報を多く持っていますよね。遺品にならずとも、万が一の紛失や、データ破損に備えておくべきだと思います。スマホを水没させたら、数日立ち直れないですよね。」 --「確かに、情報を多く持っている人ほど、日頃から整理しておく必要がありますね。」 岡田「そういう意味でも生前にしておきたいんですよね」 --「今日お話を伺い、デジタルも生前整理が必要なことを実感しましたが、啓蒙活動などはされているのですか?」 岡田「まず、こうしたサイトで大切さを広めていくということと、高齢者に応対されている方、例えば福祉関係のスタッフさんに対してセミナーを行っています」 --「断捨離®とかシンプルライフというのはだんだん根付いていますけど、これもそうなればいいですね」 岡田「そうなんですよね。 最近はミニマリストさんが増えていますから、デジタルのミニマル化も広めてくれたらありがたいですよ」 --「デジタルと聞くと身構えてしまうので、プロの方が定義やシステムをしっかり伝えてくれると助かります」 岡田「保険やITと同じで、大切なのはわかるけれど、存在がわからない…みたいなところはあります。 だからこそ私たちのような専門の人間とともに、理解してもらえたら嬉しいですね」 --「今後はデータもどんどん多様化し、量も増えていくでしょうから、データと一緒に歩くことになりますからね。 最後に、今後の夢や目標をお聞かせください」 岡田「先程もお伝えしましたが、引っ越し業務から生前・遺品整理のご相談を受けたように、デジタルに関しても、気軽に相談できるような存在になれたらと思っています。 ですから、普段から「スマホを使ってこんなことをしたい」とか「デジタル決済はどうすると安全か」といったお悩みに応えていきたいです。 --「特にご高齢の方にとっては、心強い存在ですね!」 岡田「ありがとうございます。 デジタル整理は、想定できるものが莫大ですし、モノの整理以上にご要望が異なります。 ですから初回のご相談は無料でさせてもらい、お一人お一人のご要望を伺い、都度需要に応えながら『大橋運輸のデジタル生前整理の形』を作っていけたらいいなと思います」
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