取り組み
ACTIVITY
オオサンショウウオ生息地の河川清掃
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SDGs
私たちの地元・愛知県瀬戸市は、国の特別天然記念物である「オオサンショウウオ」の貴重な生息地です。オオサンショウウオを守るため「瀬戸オオサンショウウオの会」とご協力して、生息地である蛇ヶ洞川とそこに設けられた人口巣穴の清掃活動を行っています。
大切な種を守り、人と自然が共生する美しい里地里山を未来の子どもたちに遺すため、積極的に保護活動を取り組んでいます。
私たちが蛇ヶ洞川清掃活動を開始したのは2012年ですが、その後も継続して年に複数回に分けて巣穴清掃活動に参加させて頂いています。
初年度は雨が降るたびに上流からの産廃ゴミが流れ着き、清掃活動を始めて30分で軽トラック1台分のゴミが回収できるほど汚れていました。
この活動に瀬戸市役所が協力してくださり、市民の皆様の活動が活発になったことで、年々オオサンショウウオの産卵数や小魚も増え、確実に川の浄化が進んでいることを感じます。
2016年の清掃活動では、1時間でゴミ袋5つ分のゴミが回収されましたが、活動の途中サワガニやモクズガニを見ることもできました。
参加されたお子様たちは、オオサンショウウオ生息地の川に、どんな生物が棲んでいるのかタモを持って多くの水棲生物探しを楽しんでいらっしゃいました。
オオサンショウウオを初めてご覧になった皆さんの中には歓声を上げて喜ぶ方もいらっしゃり、皆さんで楽しく作業を進めることができました。
自然を壊してしまうのは人かもしれません。しかし自然を守ることが出来るのも人です。
時代と共に物質的な発展はありますが、その代償として自然が破壊されることなく、豊かな自然を次世代に遺すことができるよう、この活動を継続していきたいと思います。