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2025.04.23

健康経営 「8020運動」の取り組み 4月18日「良い歯の日」にオーラルケアの情報発信と歯ブラシ&歯磨き粉を配布しました

4月18日は「良い歯の日」です。
この日は、日本歯科医師会が歯の健康増進のために作った記念日で、「8020運動」の一環として設定されました。

近年、歯に係る問題は全世代にわたっています。

厚生労働省の令和4年の歯科疾患実態調査によると、80歳で20本以上歯を有するものの割合は51.6%で2人で1人が達成できています。これは前回の平成28年の同調査の51.2%とほぼ同等となっています。

また、過去1年間に歯科検診を受診している者の割合は58%となっており、歯科健診が義務化されていない働き盛り(30~54歳)では5割に届いていない状況です。義務化されていない働く世代への歯科健診制度の必要性が改めて確認されました。

その他、歯や口の状態について年代別にみると、「冷たいものや熱いものがしみる」が25~29歳で最も高く28.9%、次いで20~24歳で20.6%となっています。「歯をみがくと血が出る」は25~29歳15.6%、30~34歳15.8%で、45~59歳でも1割を超えました。また、「口の機能」のうち「噛めないものがある」は65歳から1割を超え、「口がかわく」は75歳から1割を超えています。これらにより、働く世代へのう蝕対策、歯周病対策を始め、高齢世代への口腔機能対策の推進の必要性が高まっていることがわかります。

大橋運輸では健康経営の活動として11月8日の「いい歯の日」とともに、年に2回、従業員へ歯周病予防に効果的な歯ブラシと歯磨き粉のセットを配布しています。

また、今回は毎日の歯磨きの仕方に着目し、情報啓発とアンケートの内容を歯磨き後のうがいの回数としました。

現在、フッ素入りの歯磨き粉(フッ化物配合歯磨剤)は市販されている歯磨き粉の9割以上を占めています。フッ素には歯を健やかに保つ要素として、酸により歯から溶け出したカルシウムやリンを補うこと(再石灰化)を促進したり、歯の表面を覆うエナメル質を、酸に溶けにくい性質に変え、う歯への抵抗力を高めたり、う歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑えるなど、様々な効果が報告されています。

これらの効果を最大限に活かすには、うがいの回数がポイントとなります。

毎年、従業員の歯科検診にてお世話になっているKデンタルクリニックの川瀬医師の見識では、

 

「口腔内にフッ素を残すという観点でいえば、うがいは少量の水で1回行うのが理想」であり、さらに「歯磨き後に1時間から2時間(最低でも30分)飲食を控えると、再石灰化や歯周病の予防効果高まる」ということもご教授いただきました。

 

今回の取り組みは、従業員にうがいについての情報提供とうがいの状況をアンケートで確認し、次の11月8日の「いい歯の日」で、習慣づけているかを確認することを目的の一つとしています。

節目となる時期に従業員へ発信することで、健康リテラシーが向上し、各々が自律した健康管理を行うことができると考えています。

さらに毎年6月4日~6月10日の「歯と口の健康週間」にちなみ、無料で歯科検診と治療も実施しています。従業員が気軽に受診できるよう6月中の日曜日に設定しています。

今後も大橋運輸では健康経営理念である「現役時代に良い健康習慣を身につけ定年後も健康に暮らす」に則り、積極的な取り組みを行って参ります。

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